日本人は人一倍臭いに繊細ですが、相手の体臭を指摘できる人は多くありません。あなたも気付かないうちに相手に不快な思いをさせているかもしれません。
ここでは、加齢臭にスポットを当ててお話いたします。40代以降の方は要チェックです。
40代以降の特有の臭い「加齢臭」
今ではよく聞くようになった加齢臭ですが、これにはノネナールという物質がおおきく関わっています。ノネナールは40代以降に多くなるという特徴があります。
ノネナールが生まれる大きな理由の一つに活性酸素の増加がありますが、これはほかの物質を酸化させる力がとても強い酵素です。
活性酸素は通常は私たちの体に入った細菌と戦ってくれる味方ですが、生活習慣が乱れれば劇的に増えることがあります。そうなると行き場をなくして本来の役割以上に働いてしまい、いろいろな細胞を酸化させてしまいます。
ノネナールは加齢臭の原因にもなりますが、発生を防ぐにはストレスをためない、適度な運動、タバコはやめるなどが重要です。また、抗酸化作用がある食べ物も効果的です。
生活習慣に気をつけよう
生活習慣が乱れれば汗の働きもおかしくなり、ミネラルがうまく濾過できず、汗にミネラル分がたくさん含まれてしまいます。汗にミネラル分たくさん含まれていると、汗が蒸発しにくく、体臭がきつくなるという悪循環を生み出してしまいます。
加齢臭と混ざるときつい臭いになってしまいますので、日頃の生活習慣に気をつけましょう。ビールなどの飲み過ぎは要注意です。